会津桐の特徴

会津桐は、会津特有の風土により、

他の桐材に比べ木目が太くはっきりと浮き出る為、
見た目が美しく、粘りが強い桐材です。

会津桐の文化・歴史

会津地方では、女の子が生まれると桐を植える風習がありました。
そして、その女の子の嫁入りタンスの材料として、
会津桐は大切に栽培されてきました。

会津桐と外国の桐との違い

会津桐と外国の桐との違い

会津桐は、会津地方特有の風土により、
他の桐材に比べ木目が太くはっきりと浮き出る為、
見た目が美しく、粘りが強い桐材です。

近年は海外から輸入された桐が多く出回っていますが、
気候の暖かい外国で育った桐は、
木目と木目の間隔が広く、桐たんすに適した桐材とはいえません。

ある程度知識のある方が見れば、
一目で会津桐と外国の桐を見分けられます。

桐に欠かせない「寒い冬」

桐林 冬71

桐がもっとも成長するのは、どの季節でしょうか。
他の植物と同じで、暖かい季節に桐はぐんぐん成長します。

それでは、桐がもっとも美しくなるのは、どの季節でしょうか。
それは、寒い冬の季節です。
寒さによって、桐の木は成長した分、絞まります。

閉まることで、木目が太くはっきりと浮き出た、
見た目が美しく、粘りが強い桐材になっていきます。

その為、桐にとって、寒い冬は欠かせません。

会津の厳しい寒さと湿潤な風土は、
最高級の美しい桐材づくりにとって、最適といえます。